小学生の修学旅行でマイムマイムを踊った際、手汗を指摘されて以来悩み苦労し続けた28歳男性のノリスケさんが実践している手汗対策の体験談を紹介します。
手汗で辛い思いをしてきたノリスケさんが行った手汗対策とはどのようなものだったのでしょうか？
まずは「手汗のせいでこんなことが辛かった」というお話しからうかがっていきましょう。
手汗のせいでフォークダンスの思い出が最悪なものになった！ピアノにも苦い思い出が…
小学生の頃に行った修学旅行で、キャンプファイヤーをしながら、マイムマイムという踊りを踊りました。
男女混合で手を繋ぎ踊り終わったあと、「お前の手湿ってるよな」と言って手を拭かれた時に、自分の手汗がひどいことを認識しました。
中学生に入ると、運動会のプログラムでフォークダンスの演目があり、自由参加であったのにも関わらず、部活動からの強制参加指示により、踊らなければならず、小学生のときの記憶が辛かったので、ジャージの裾を引っ張り、なるべく人の手に触れないように踊った記憶があります。
また、ピアノを習っていた際に、ピアノの鍵盤に手汗の跡がのこり、演奏が終わるたびに先生に1つ1つ鍵盤を拭いてもらった記憶があります。
体育祭でも手を繋ぐ競技が沢山あったので、手汗で悩んでいた当時は本当に辛い毎日でした。
フォークダンス事件の後で手汗対策をして失敗した体験談
子供ながらに手汗の解決方法を考えた結果、手が温まることがよくないのだと思い、手が冷たい状態でいること、乾燥させることを心がけていた時期がありました。
寒くても手袋はつけない、冷水でも我慢する、ハンドクリームは使わないなど、手にスパルタの環境を与え続けました。
その結果、血流がわるくなったのか、当時はよくしもやけになり、あかぎれや肌荒れが酷くなりました。
今は、しもやけにはならなくなりましたが、末端冷え性が酷く、手袋をつけても、布団に入ってもなかなか手が温まらず、とても辛いです。
また、年齢を重ねた時に、医療機関などの手汗の解決方法を検索しましたが、手汗の汗を抑えると、他の箇所（脇など）からの汗の分泌が増える、などの事例があったため医療機関での解決も諦めました。
効果があった手汗対策は体質を受け入れ、周りに公言し、ベビーパウダーを使うことだった
手汗の解決策としては根本的な解決はしておりませんが、3点ほどあります。
1つ目は、手汗がひどい体質なことを受け入れること。
手汗が出るということを意識し始め、ばれたくない、気持ち悪いと思われたくないと思うと過剰に出てしまう傾向があったので、まずはそうゆう体質なんだと受け入れること。
2つ目は、その体質を回りに公言すること。異性と手を繋ぐ時など、自分は手汗がひどい、と前もって言うことで、過剰に意識することも無くなりました。
3つ目は、ベビーパウダーを持ち歩くこと。
ハンドクリームをつけた後や、特に気になる時に、ベビーパウダーを付けることで、汗に吸着し、さらっとした表面になります。
薬局などで手に入りますし、高い金額でも無いので、持ち歩き用の容器に移し替えて常備しています。
手汗の悩みが解決すると、こんな世界が待っていた！
自分は手汗が酷い体質なんだ、と周りの人に公言することで、恥ずかしいことという認識が無くなり、気持ちが楽になりました。
また、手汗に悩んでいる人というのは、自分だけではなく、他にも悩んでいる人がいる、という事実を知った時に、少数派の問題ではなく、日常的によくあることなので、周りに理解されにくい問題ではないんだ、と思ったら、根本的な解決を無理にしなくてもいいのかな、という意識に変わりました。
現在のパートナーも手汗が酷いという認識が合ったようで、近しい人で悩んでいる人が居る、一つの個性として受け入れてもらえる、ということは大きな自信となりました。
また、過去悩んでいたことも、笑い話に替えることで、今では受け入れられるようになりました。
手汗体質を受け入れながら手汗対策を色々試して、自分に合う方法を見つけましょう！
手汗で紙がふにゃふにゃになったり、スマホなどのタッチパネルの電子機器が反応しなくなったり、恥ずかしく思うこと、嫌な思いをすることがあるかと思います。
でも、それはあなたの個性です。
そして、全国、全世界、同じ悩みで悩んでいる人が他にもいます。
あなただけでなありません。
まずは個性として受け入れること、ちょっとした笑いのエピソードに変えることで、辛い思いが少し軽くなります。
どうしてもおかしい、不便と思うことが多いようであれば、専門機関で、専門の先生に相談してみましょう。
悩んでいる方の気持ちが少しでも楽になりますように。